平成24年度 静岡商工会議所青年部 会長挨拶

【スローガン】

人との繋がりを大切に!交流による力を私たち事業、地域の発展に繋げよう!

【会長所信】

平成24年度 静岡商工会議所青年部 会長 西村武(にしむらたけし)

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私たちのまわりでは、地震や豪雨などによる自然災害による影響や、国内外の大きな経済状況の変化により、会員の事業経営に対して数々の困難、厳しい状況が起こっており、今後さらに厳しさが予想されます。このような中、会員個々の事業においては他には負けない力強い競争力が必要であり、さらなる発展的な経営が望まれます。
私たちは地域を支える青年経済人として「今、何が必要か、何をしなければならないか、また何ができるのか」を常に問いかけ、そして解決に向けて青年らしく、熱く、広い視野で、私たちの経営環境を見て判断し行動することが必要だと考えます。

会員相互の親睦と研鑽のための事業としては、現在静岡商工会議所青年部には150名を超える、さまざまな業種の会員がいます。この多くの会員による積極的な異業種交流によって会員相互が刺激し合い研鑽をしています。特に、交流を深めることにより生み出される力が、1+1=2とはならず3または4、5それ以上の新しい大きな力となり、その結果、会員相互で新たなビジネス交流が始まり、お互いの事業の発展に繋がっています。このような青年部活動を通じて、私は会員相互の事業活動の発展にとって、人と人との出会いや繋がりによる交流が、何よりも大切だと実感しています。その為に、これからも会員相互の交流がより一層深まるような例会や研修会の開催を行っていきます。また、新しい青年部の仲間を増やし、この素晴らしい交流の輪が広がるように、会員の拡大にも力を入れていきます。

そして、会員相互の事業活動や地域における商工業の発展に繋がる事業として、初年度から活動している政策提言活動の継続が必要と考えています。そして提言活動を行うことが、私たちの事業活動に潜んでいる問題や地域に埋もれている可能性のある資源を改めて見つめ直すきっかけになると考えます。そこで会員全員で知恵を出し合い、問題の解決や魅力ある地域資源の掘り起こしを行い、次代へ向かって、私たちの地域が豊かで住みよい郷土になるような提言書の作成に取り組んで参ります。

さらに、幅の広い連携を深める事業についても、昨年度より地域との連携を模索し、互いに協力し共に事業に取り組んできました。その結果、青年部として新たな成長が見え今後さらなる成長を考えると、私たちの魅力ある事業や存在そのものを広く発信していくことが必要です。その為には青年部親会である静岡商工会議所、近隣の商工会議所青年部や地域との連携が図れるよう努力致します。

最後に、賑わいのある、多くの仲間が集えるような青年部を目指し、皆様のご協力のもと、会長職を精一杯務めていきます。
一年間、どうぞよろしくお願い致します。

【基本方針】

・会員相互の交流を深め、青年らしく、明るく賑やかに事業に取り組む。
・会員の事業や地域の将来的な発展に繋がるような、政策提言活動を行う。
・静岡商工会議所や地域との連携を深め、青年部の存在を発信していく。