静岡商工会議所青年部 平成26年度 会長所信・スローガン

【スローガン】
  挑戦!   ~更なる飛躍を求め、静岡YEG一丸となって新たな一歩を踏み出そう!~

【会長所信】
世間的には、株高、円安による景気回復基調が騒がれておりますが、それは首都圏中心・大企業中心の話であって、我々が働く静岡を含む地方都市の中小零細企業においては、まだまだその恩恵を受ける可能性すら感じることがないのが実情ではないでしょうか。加えて、大増税時代の到来予測や労働者人口の減少など中小零細企業経営者にとってはなお厳しい時代であることに変わりはありません。
そのような中でも、地域を支える青年経済人として、また一経営者として、前を向いて挑戦し続けることが静岡YEGには必要であると私は考えます。
平成26年度は、「挑戦」をキーワードに事業を進めて参ります。

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我が静岡YEGは、合併から5周年という節目を迎えます。合併当初は静岡・清水の2単会の融合を目指し運営されてきましたが、合併後の入会者数も70名を超え、現在は160名を超える単会になりました。全国的な傾向を見ても今後も増加傾向にあると予測出来る中、静岡YEGとして進むべき道を平成26年度は模索していきます。
会員個々の価値観の多様化によって、YEGに対する要望も多岐に渡ります。
この4年間、例会の在り方、委員会の在り方、事業の在り方様々な試みの中、会が運営されてきました。これにおいても会員それぞれに意見があろうかと思います。
また様々な施策の中でも残念ながら例会の出席率低下という問題も解決には至っておりません。
そこで、平成26年度は出席率の向上に挑戦します。
私は、YEGの原点に立ち返り、月に一度の例会の重要性をもう一度認識して行きたいと考えております。
私が入会当初「例会参加は会員の義務と権利である。」と先輩によく教えられました。義務という言葉がYEGにおいて適切かどうかはわかりませんが、月一回の会員全員の集まる例会の充実が、会の充実につながるのではないかと、それが出席率の向上につながるものであろうと思います。では、その充実した例会を設営するには、どうするのでしょうか? 基本的には商工会議所青年部綱領・指針とこの所信を基に年間計画は作られますが、実際の例会事業を企画運営するのは委員長を筆頭に各担当委員会メンバーであり、事業内容を審議するのが役員会の場であり、会員全員がそこに意見を述べることが可能であります。牽引役として先頭に立つことが会長の役割でありますが、誰一人欠けることなく会員全員で事業計画から議論していきましょう。
この考え方で来年度は事業を進めて参ります。

まず、7月に商工会議所青年部全国サッカー大会静岡大会の開催が決まっております。
サッカー大会としては、全国の方々にサッカーどころ静岡で思う存分サッカーを楽しんでいただくため、「おもてなし」をキーワードに実行委員会中心の準備を進めておりますが、静岡YEGとしても5周年記念事業として、全体事業・例会として取り組み、観光事業活性化のためのスポーツツーリズムの実証という位置づけで大会を会全体で運営し、政策提言活動につなげていきます。旧静岡YEGでは商工会議所青年部関東ブロック大会の企画運営を、旧清水YEGでは政策提言からの実証としての清水みなと屋台まつりの運営など実績がありますが、現静岡YEGとして、全国規模の大会運営と事業の実践からの政策提言立案に挑戦します。
サッカーのまち静岡を全国にPRし、観光事業の活性化につなげていきましょう!

また、これからの時代を考えると、経営体質の強化や経営革新・新規事業の立ち上げ、人材確保・育成など企業において必要不可欠な課題が数多く存在します。加えて、地域の発展・活性化のためには、その地域の企業の発展が不可欠であり、その企業の発展には経営者自身の向上が不可欠であります。会員個々の経営者としてのスキル向上のため、企業として挑戦できる環境づくりのための研修事業にも力を入れて行きます。加えて、産学交流を通じて自社の事業展開や人材確保につなげられる新たな事業立ち上げにも挑戦します。
会員個々に対して経営者としてメリットのある、研鑽につながる例会づくりを進めて参ります!

その他にも、会員拡大や会員相互の交流事業の活性化、例年継続しておりますビジネスマッチングをはじめとした中部4YEGの連携強化、親会事業や県青連事業などへの参加促進など、様々な団体・分野との新たな人脈構築の一助となる交流事業も推進していきます。
新たな出会いを創出して、ビジネスチャンスの拡大に挑戦しましょう!

上記のことを踏まえながら、私自身も一年間会長職に挑戦します。
サッカー大会を始めとし、すべての例会を全体事業として捉え、すべての事業を共有できるよう静岡YEG会員一丸となって新たなカタチに挑戦していきましょう!
今までよりも少しでも一歩先へ進められるよう、共に挑戦できる空気作りに努めて参ります。
その為には、会員全員のご協力が必要です。
一年間、どうぞよろしくお願い致します。