平成25年度静岡商工会議所青年部 林貴夫会長よりご挨拶申し上げます。

【スローガン】
連携による絆を!  ~ YEGの絆を自社の力に転換し、地域経済の発展につなげよう ~

・林貴夫.JPG


【会長所信】
震災や大雨などの天変地異の被害からの復興において、地域の垣根を越えて全国規模で人的・物的支援が行われております。
被害を受けられた地域にとって、どれだけ大きな力・支えとなったことでしょう。

このことから我々は多くのことを学びました。
その一つが、個の力・当事者だけの活動では限界がありますが、多方面の能動的な連携が大きな力を生み出だすということです。

さて、我が静岡YEGは合併より4年目を迎え、160名超の会員を有する会に成長した結果、多岐にわたる価値観・考え方が共存しながら事業を推進しています。
スケールメリットを活かせる環境は、潜在的にあらゆる可能性を秘めています。
一方、企業の成長に応じた変革が必要とされるのと同様に、当会においても、会員規模拡大に応じた変革の時期に差し掛かっていると言えるでしょう。

今後の、当会のさらなる成長と会員個々の利益を考えると、これまでのように、会全体でひとつひとつコンセンサスをとりながら、協業して事業を作り上げていく手法だけでなく、ユニット単位(委員会規模)を中心とした運営手法も取り入れていくことが必要だと考えています。
それにより、会員の多岐にわたる価値観・考え方を活かしながら、ひとりひとりが活躍できる、スピード感のある運営が実現します。

ただし委員会が専横的に事を進めていくのではなく、会員全体の協力を仰ぐことも忘れてはなりません。自らの主義主張を押し通しても軋轢を生むだけです。
これはマーケットの意向を無視して、いい商材だと思いこんで市場に出した結果、全く売上につながらない事に例えられると思います。
お互いの置かれている立場・意見を尊重し、会のために、相手のために、 自分は何が出来るのかを、絶えず問いかける事が大切だと思います。
我々商工業者が日々、自分が出来ること(自社事業)で、相手(顧客)に どのようにお役立ち出来るかを真剣に考える事に通じるものがあると考えます。

正にその連携の姿勢こそが研鑽につながり、大きな力になるものだと思います。
ここで言う連携とは、静岡YEG会員間の連携のみならず
・静岡商工会議所(親会)との連携
・他団体(中部4YEG)との連携
・行政・関係諸団体との連携
・地域との連携
など多岐にわたります。

平成26年度全国サッカー大会の誘致が決定しました。
静岡YEGの連携力が試される事業だと思います。 多方面の皆様と絆を結び、成功に導きましょう。

「配慮はしても遠慮はするな」という言葉があります。
事業に義務として参加するのではなく、会員が自ら企画した事業に 積極的に参加していただける事業を、会員の皆様と共に作り上げていき、メリットや喜びを共有できる運営を心掛けて、会長職を精一杯務めてまいる所存です。
そのためには全会員の皆様のご協力が不可欠です。
一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。


【基本方針】
・委員会事業を中心とした、誰もが関わりがいのある会の運営を目指します。
・会員歴・経験に囚われず、より良くしていこうという前向きな動き・発言が出来る風土作りを作り上げていきます。
・静岡YEGの活動のアピールを積極的に行い、会の認知・会員拡大につなげていきます。